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エアコン洗浄・虎の巻

エアコン洗浄に有益な情報を主に配信していきます。
エネルギー消費効率COP(Coefficient Of Performance)とは冷暖房器具等ののエネルギー消費効率をチェックするための係数のことで、入力した電力の何倍の出力を得られるかを数値で示したものです。

能力(kW)÷消費電力(kW)=エネルギー消費効率(COP)

上記の式によりCOP値が大きいほど、高効率なエアコンであることがわかります。


業務用のマルチエアコンなどではCOP4.0前後。
エアハンドリングユニットなどでは2.0~2.5など低くなるのが一般的です。

参考までに家庭用のルームエアコンでは、5.0前後が一般的です。

これを説明するとよく言われるのが、入力の何倍もの出力をしているということは「エネルギー保存の法則」は破られたのか?という質問です。

けっして、エネルギー保存の法則が破られたわけではありません。熱交換が行われ熱が移動しただけであり、全体の熱量は変わっていません(厳密には、消費された電気エネルギーの分などが加わってきます)

熱の移動についてはヒートポンプの仕組みを理解する必要があります。

ヒートポンプはエアコンの基礎となる仕組みですので、次回詳しく説明したいと思います。








 
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